痛みと共に生きる〜線維筋痛症〜

線維筋痛症や慢性疲労症候群との毎日の記録です。

四回目の病院へ。

GWが終わり、仕事が再開してしまったものの、

体調は悪化し続けているので、

仕事が地獄のように辛い。

 

猫背でびっこのまま、仕事に行く。

仕事もうまくできない。

湿布を、全身に貼ってごまかす始末。

家に帰ると疲労感で動けない。

朝起きると倦怠感で、起き上がれない。

体が痛い。

すべてのことが痛い、しんどい。

 

治したくてこんなに病院に行っているのに

なんで悪化してるんだろう、

このままどうなっちゃうんだろう、

仕事やりきれるのか、

 

と、どんどん精神的に追い詰められていきました。

しかも脈拍も血圧もあがらないようにしているし、

神経を沈める薬を飲んでいるので、

ボーッとして感情を感じられず、ロボットのよう…。

 

本当に、精神的なものなら、

なんで治療してるのに、

治療する前より今のほうが辛いんだ…

 

と不信感もMAXに。

 

2週間薬を飲みきって

全く良くならなかったので

以前の病院に戻る気はまるでしませんでした。

 

症状がでてから、父に

父が信頼しているお医者さんに見てもらいなさい

と言われていたのですが、

遠いし、病院に行くのが嫌で避けていたのですが、

もうそこしか頼れないと思い、

その病院に必死で行きました。

 

3回の病院での対応にくじけていた所もあるので、

症状を説明するのも勇気がいる。

 

ただその先生は一生懸命話を聞いてくれて、

親身に考えてくれ、

すぐに「血液検査はしたと言っていたけれど、話を聞いていると膠原病の可能性があるから、膠原病の治療で有名な順天堂に紹介状を書くから早めに行って!」

と紹介状を書いてくれました。

 

初めて病名を言われ、

なぜか、安堵したのを覚えています。

今考えると膠原病はとても大変な病気で

全く喜べるわけないのですが、

そのときは病気がわかり、その治療ができて、

この辛い症状から抜け出せるかも!と思うと

なぜかホッとしたのです。

 

それまで先生たちに、

どうせ精神的なもので、大げさにでも言ってるんでしょ?と言わんばかりの対応をされて

本当に辛かったのです。

 

違うんです

痛いんです、起き上がれないんです

今まで出来たことができないんです

 

だから、

どんなことでも頑張るから

お願いだから治療方法を教えて下さい

 

ただそれだけの気持ちだったのに

そのことで悩んでいるだけなのに

 

気の持ちよう

精神的なもの

怒りやすい

 

そうとしか思ってもらえない。

お願いだから、私のことを決めつけないで

とも思いました。

 

私は怒りやすくないし、

落ち込んで、ストレスを抱えて生きてきたわけでもない

 

人並みに辛いことや落ち込んだりもしたけど

悲しい気持ちで灰色の毎日を送ってきたわけじゃない。

 

そう思いました。

 

その先生の本当に心配して考えてくれている姿に

私は本当に救われたのでした。